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株主の権利と義務・責任
新株を引き受ける権利が株主にあるものを「株主割り当て」、メインバンクや取引先などにあるものを「第三者割り当て増資」といいます。
株主の権利には名義書き換えを求める権利などや所有株式数に応じた少数株主権といったものもあります。また、よく耳にする、鉄道、バス、航空券の割引や無料パス、自社商品のプレゼントなどの株主優待制度を受けることもできます。
普通株の場合は誰でも平等にこれらの権利を受けることができるのですが、優先株の場合は、普通株に優先して配当や残余財産の分与を受けられる代わりに、経営に参加する権利は与えられていません。
次に株主の義務と責任についてですが、株主は会社に対して出資する義務があります。大株主はともかくとして、一般の株主は、株券を取得した段階ですでに資金を提供しているわけですから、会社に対する義務は果たしていることになります。また、株主は出資金額の範囲内で、会社に対して責任を持ちます。ただしこの責任は有限で、会社が倒産したときなどは、出資した金額がムダになってしまうだけで、その後の負債などに対する責任を負う必要はありません。個人の財産まで没収されるということはなく、その意味で株主の責任は有限だといえます。
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