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住宅リフォームの見積書
リフォームの「見積書」には訳の分からない数字が並んでいます。
リフォームをしようと思って、リフォームの経験者であるお友達からアドバイスを受け、二、三社から「見積書」をとったところ、建築の用語が分からないこともそうですが、同じ材料でも、金額がまちまちで比較出来ない。
いちばん分かりにくいのは、さまざまな詳細項目の間にはさまれている「一式」、「式」、「別途」、「諸経費」、「現場管理費」などでしょう。
これらには、単位や単価が書いてなく、金額が表示されています。各社の項目を比べてみると、まちまちです。見積りとは、大体の計算をすることということは分かりますが、リフォームの見積りは、なぜその金額になるのか納得できません。
工務店のやリフォーム店の営業の人は「お安くなっています」といいますが、比較の基準が曖昧ですね。
リフォームに限らず建築関係の全てにわたり、業界の矛盾が、集約されているように思われます。リフォーム業界の仕事の慣習とか、お金の流れが、食品や衣類、機械などとは異なっています。リフォーム工事で実際の見積書は、表紙から数えてふつう十数ページにわたっており、項目順に数字が記入されているのが普通です。表紙のは見積りの全金額、支払条件、有効期間などとなっているのが普通です。二ページめは工事の種類別の小計と合計、三ページめ以降は各工事別の材料・工事の明細が記載されています。
リフォームの「見積書」は、一般の人が理解するのは不慣れな言葉もあり大変です。
見積りの目的である各項目の単価が正当かどうかも、一般には判断しにくい。
詳細項目が書いてある中で特に「一式」は、単位や単価が記入してあるわけではなく、いきなり金額が出されている為、判りにくいです。さらに建築の素人には、「諸経費」とは何なのか、なぜその金額になるのか納得できないでしょう。
リフォームエ事においての見積りとは、他業界のように最初から使用する部品の価格を決定し、それぞれの部品を集めて一つの商品と価格が決定する見積りと違います。
「請負業」という建築業界の習慣のなかで部品や人件費、それに元請のマージンを見積り、施主であるリフォームを依頼する人に提出しています。
安いリフォームでの手抜き工事や、使い勝手のよい設備が備えつけられるのか、不安になるものです。どの会社に頼んだらいいか迷っている依頼人が多いのが現実です。それは、リフォームエ事の見積りが、前に述べたように「請負制度」という慣習から出されるからです。金額よりも何よりもテレビのニュースなどで、リフォーム業者全体をすべて悪徳リフォーム業者のように報道していることも手伝い、ためらってしまう方が多いように感じます。
概算見積書にはサバを読んだ金額がのせてある場合があります。
ある程度何があってもいいように、若干の部分に上乗せしておくことは当たり前のことです。見積もり金額より一日多くかかってしまえば、職人さんの日当を出さなくてはいけません。また、見積もり道理に事が運ばず、若干多めに費用がかかってしまうことが考えられるからです。また、多めにわざと乗せておいて、あとでその分を値引きする手法もあり、一概には言えません。
リフォーム企業に限らず、工務店が注文主に「概算見積書」として出すこともあります。この概算見積書とは、普通の「見積書」と何ら変わりはないのですが、施主がこの金額で納得して契約してくれれば、と多少サバを読んで多めに金額をのせた見積りです。
ユーザーが文句をつけなければ、リフォーム企業は予想以上に儲けられます。しかし、世の中はそううまくいくわけではない、とお客であるあなたは言わなければなりません。「値引きしてください」の一言で、簡単に応じるような見積りの不備を指摘しましょう。リフォームは、スーパーで物を買うような小額ではなく、何百万円もの金を使うわけです。あなたは賢い消費者になることが住まいのリフォームに関しては必要なのです。
リフォームを依頼する側も、業者の言いなりになるのではなく、納得しなければ「トコトン」説明を求めていく必要があります。
「概算見積書」や「見積書」とはあくまでも「見積り」であって決定金額ではないことを、リフォームをしようとするあなたは念頭に置くひつようがあります。
見積書の金額を注文主が納得した段階で、はじめて契約金額が決定します。質との比較もありますが、後から後悔しないために納得のいかない金額や建材設備の仕様では妥協をしないことがリフォームで成功するコツであるといえます。
納得がいくまでココの部分を何とかして欲しいと細かく提案してみましょう。
あまり過激な値引きの要求には、無理があります。必要な物から削れるところは決まってしまいます。本来必要である見えない部分の柱を抜いたり、水道専門の下請けに頼まなくてはいけないところを、コストがかけられないため監督自身が行いコストを浮かせたりしてしまうともともこうもありません。
また、見積もりの段階でその箇所ごとに見積もりを出してもらいましょう。
一式などの書式では、どこまでを見ているのかがわかりません。ココには何と何が含まれてこの値段になっていると納得することが大事です。
そうすることにより無茶な値引き稼動かもわかるというものです。
リフォームの見積書を見る際に、この値段はどのようになっているのか?を聞いてみましょう。まず、お客さんの質問に的確に応えられる営業マンは少ないです。彼らは営業が仕事であり、工事内容などはわからないことが多いです。
大雑把な会社の見積書には、「一式」と記入されていることが多い。この「一式」見積書とは、すべての金額のトータルであるため、出されている金額の根拠が乏しい。ただ過去の経験やカンで、このくらいの値段をユーザーに提出してみよう、という見積りである場合もあります。また、見積書を作成している担当者自身もリフォーム工事の内容を理解していないがために起こる見積書作成なのです。
リフォーム工事の見積書では、工事の中身の詳細な説明を文書で確認することが肝心です。それで後々の工事進行に伴うトラブルを防ぐことができるので、安易に妥協しないことです。特に見えないところにこの一式見積書を多用する業者が多い。その理由の一つは、業者のミスで見積書に計上できなかった場合でも、「この一式見積書には計上されていませんので追加費用をいただきます」ということになる場合もあります。一般に一式見積書の「一式」に提示されている金額で、万円単位で以下は切り捨てという記入が見受けられます。図面では計算できない工事に対して使われたりもします。
また逆に、全部を含むという逆の意味も持ち合わせています。
リフォームの見積書は、一円単位までは行き過ぎとしても、見積書では少なくとも千円、百円単位は切り捨てるべきではないと思います。そうすると一式の中身を説明せざるを得なくなる、という効果もあります。
一式計上見積書で最も注意すべきことは、ユーザーが図面で計算できない個所をすべて一式としているところです。使われている資材の数量を明らかにしないで、ごまかしたり、または自信のない見積書になっていることを見抜く技術を見に付けておきましょう。
詳細見積書は、一式計上見積書と違って懇切丁寧に各項目の値段が記入されています。
「一式」に比べて明朗会計になっていますが、これにも落とし穴があります。
施主の心理を逆手に取る見積り方式でもあります。見積書の項目を細分化し、その数が多くなればなるほど、項目に見合った金額が記入されることになります。その金額が例え百円であっても項目数が多くなればトーータルでは膨大な金額になるわけです。
同じ関連の工事で重複して計上している場合もある。例えば床の土台を作るのに垂木を用いるが、各箇所で数本使うかのように計上されている場合は、あまった垂木で他の箇所もまかなえる場合などもあるわけです。
台所、洗面所、トイレ、浴室の改築と床、壁、天井の内装仕上げ材のリフォームと設備機器のリフォームを例に、ダマシの手口を「詳細」見積書の中で見てみましょう。特に、解体工事と残材処分の項目でよく行われていることです。この場合、業者は各部ごとの解体工事を詳細見積書に記入し、金額を。施主に提出しています。通常の既存建物のプランでは、洗面所と浴室は隣り合って配置されていますが、リフォームエ事の解体工事費用の算出は浴室と洗面所の両方に該当する壁をそれぞれ「洗面所壁解体工事費」、「浴室の壁解体工事費」と洗面所と浴室の双方に接する壁の解体費が二重に見積書に記入されているばあいもある。壁が一つであっても、洗面側と浴室側の面が違うので、それぞれの壁と計算して二重の解体費を見積っているわけです。もちろん、残材処分冊も同じ計算で、二重に費用が乗せられ、請求されるわけです。
このように、「詳細」でも決して「正直」ではなく、信用に欠けることも知っておきましょう。また、電気配線や水道管、排水管の撤去もそれぞれ部屋ごとに見積書には記入されています。しかし、実際の解体工事に電気職人や水道工事職人が来て解体しているかどうかは疑問です。
リフォーム現場では、「人夫」と呼ばれている経験のない人件費の安い人達を使っているのが現状も有る場合もあります。見積書で、電気配線の撤去と表現されれば。当然電気関係の専門職が撤去すると解釈されるところですが、見習いやひどいときには営業マンが行いコストを浮かす場合もある。見積書の単価では専門職の人件費が、請求金額となっているのです。見積書を見ると床、壁や天井を解体する段取りで、まず大工が解体し、次は電気職人、次は水道職人と専門の職人を交代させながら解体工事をすると考えられていますが、実際はちがうのです。このように見積書と実際に働いている職人の手間賃の差額がリフォーム会社の利益になっています。これが詳細見積書のトリックです。
大工さんの日当を¥25,000と計上していても、支払われるのは¥20,000だったりします。その¥5,000が10日続けば¥50,000のお金が浮きますね。また、電気と水道を同じ業者にやらせて、その分の計上額をそのまま利益にしてしまうことも可能です。職人さんにはそのような細かい内容は当然伏せてあります。また、からくりをわかった職人さんでも、安定した仕事を供給してもらう為、文句は言いません。
やっと届いた見積書に目を通すと、先にも紹介しましたが、訳の分からない項目がやたら目について戸感ってしまいますね。
見積書を提出されてページをめくっていくと、見慣れない文字や理解に苦しむ文字が氾濫しています。その中の一つに「摘要欄、または備考欄」や「単価」欄に「材工」とか「人工」「材料」という文字が盛んに使われています。その中の一つの「材工」とは、、一つの工事に使用する材料費と、その材料を加工したり仕上げたり取り付けたりすることに費やす人件費や職人さんの給料を合算したものです。見積書や単なるメモでも、「材工」付きと「材」だけを記入してあるのでは価格で大きな差があります。建築業界では、重要な言葉ですのでしっかりと覚えておきましょう。
例えば、内装工事のビニールクロス貼りの材工が平米あたり千五百円で見積書に記入されている場合、ビニールクロス自体の材料費はいくらなのか。職人の貼り手間はいくらなのかを明確にし、材工価格を決定するのが「材工」単価です。しかし、提出している材工単価の内容を明確に把握している会社は、数少ないので見積書を読む時には注意しましょう。
内装業者が元請け会社に提出する見積書も材工価格で行っています。その見積り金額に会社の利益を上乗せし、見積書を作成している業者もいます。リフォーム会社はクロスの材料価格をいくらで内装業者が仕人れているか、また、一日何・職人がクロスを張ることが出来るかという情報不足を隠しています。つまり、リフォーム業者は自信のない材工価格を、提出しているわけです。
納得いかない単価や価格設定についてはューザーは素人で当然なのだから、担当者に分かりやすい説明を求めトコトン追求しましょう。
実際に見積りを見る場合の気を付けるべきチェックポイントを覚えておきましょう。
要望した工事が入っているか、見積書が届ぃたら、まず図面と照合させるようにしましょう。工事範囲と工事内容をチェック、要望した工事が全て入っているかどうかを確認します。大きくは、解体工事、本工事などの項目に分かれて記載されています。部屋別には分かりにくい場合もあるので、設計者や営業担当者に質問し、確認しましょう。見積書作成の担当者は、メインの工事は見逃さないものですが、部屋の部分的な補修など、うっかり見落としている場合も多いものです。
さて、リフォーム工事を予定し、リフォーム会社から見積書を受け取り、いざリフォームの始まりとなるわけですが、見積書の中身で数量や単価を詳細に明らかにしているリフォーム会社は、信じていいのでしょうか。明細をこと細かく書き込んでいるからと言って信じていいとは言えません。見積書の明細では床や壁、天井の面積が算出され数字が記入されています。この面積の表現は会社により異なっています。最近は小数点第二位まで表示されています。ここまで正確に数量を出す業者だから、ごまかすことはしないだろう、と考えるのが普通ですが、実際に、洗面所の床をフローリングに変更する場合、フローリングの枚数が四・五枚で足りるとします。
フローリングの枚数は五枚で足りますが、購入するときは一梱包単位で販売していますので、一坪単位(六枚単位)購入しなければなりません。
また、リフォーム工事にはつきもののビニールクロスの場合は、クロス自体に「柄」がある商品もあります。
たとえば、花柄の模様が壁一面にある場合には、壁紙の継ぎ目が目立たないようにするのが、その柄合わせ分は見積り数量に含まれませんが、先程のフローリングと同じく単価でアップしています。柄ものクロスは時間もかかりロスも大量に出てしまいます。
賃貸住宅などでは柄がないシンプルの物を使います。普通は、天井を貼り、壁から落として貼のですが、横に張ることも可能でその分ロスが出ません。ここでも利益が若干生まれるのは言うまでもありません。
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