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香水のマリンタイプ
“マリンタイプ”はアメリカがあたらしく産み出した香水でした。
ジャスミン、バラを中心にした香りに、木のほのかな香りとメロンなどのフルーツの香りを加え、みずみずしいマリンタイプというそれまでにはなかった新しい香水です、発売と同時に人々は夢中になりました。
マリンタイプの香りを作るのには、Calone,Helional などの合成香料が重要な役割を果たします。“透明感”“軽さ”“みずみずしさ”という香りの印象は、それからしばらくの間、新しく作られる香水の重要な課題となっていたようです。
この人気以来、新しく発売される香りには、あまりインパクトが感じられなくなったことも事実です。売れ筋を押さえたマーケティングが、香りの処方に自由奔放な創作意欲をなくさしてしまったのかもしれません。
“マリンタイプ”はアメリカが産み出したものでした。
オード・イッセイの水”という意味の名前のとおり、透明感がある香り。ライトなフローラルタイプの香りを好む日本人にはもちろんのこと、世界中の人々に愛されています。その様子は、世界の街を歩けばすぐにわかります。通り過ぎる風にEAU
D'ISSEYを感じ、デパートの売り場で見かけるのは、次のビンを買い求める人の群です。
マリンタイプはESCAPE/エスケープ(カルバン・クライン)が最初だといわれています。ジャスミン・バラの香りにアプリコット・ピーチ加えたこの香りは、1991年にアメリカで発表されてから、95年にフランスに渡りました。
EAU D’ISSEYは、そのフランス版で、実はとてもよく似たものなのです。
ESCAPEよりもクールでウッディーであるところが大きな違いですが、マリンタイプの香りとして、ESCAPEよりも後に発売され、しかも売れ行きも順調に伸ばしました。皮肉な話です。が、そのメンズタイプ“ESCAPE
FOR MEN”も、大ヒット。樺の木肌から採られるスモーキーな香りを含んだ特徴ある作品です。
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