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保温調理法
ガス代を節約し、二酸化炭素の排出量も減らし、手軽にしかも格段においしい煮物が作れる、保温調理法を用いてみましょう。
ことこと煮込まず、沸騰したらなべごと厚手のバスタオルや毛布で包んでおくだけ。
保温調理の応用範囲は広い。
中でも絶品なのは煮魚だ。
なべに半分程度の水と数センチ角の昆布、酒としょうゆ少々を入れ、沸騰したら魚を加える。
再び沸騰させて弱火で1分煮たら、20分保温して完成。
切り身でも丸ごとでもいいが、丸ごとなら内臓は除く。
おでん作りにも便利だ。
出勤前に準備して保温しておけば、夕方には出来ている。
素材の大きさや煮えやすさ、料理の種類などによって、煮汁の量や加熱の仕方、保温時間は変わるが、通常、沸騰は5分以内に抑えるのがコツ。
秋や冬は、タオルを二重にしたり、座布団を敷いたりして保温力を増す。
火の通りが不十分なら、再加熱して保温し直せばいい。
肉や魚は75〜80度、野菜は85度前後が、煮えるのに最適の温度だという。
沸騰を統けると、味を左右する香り成分が蒸発し、肉や魚は硬くなってしまうが、適温で煮ればそれが防げる。
保温調理では、短い沸騰の後、徐々に冷めていくので、理想的な条件に近い。
煮汁の味は冷める時に具にしみ込むから、おいしさは一段と増す。
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