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皮膚と紫外線
皮膚は外側から順に表皮、真皮、皮下脂肪組織の三層構造になっています。
そして一番外側の表皮が外気と触れる部分には角質層があり、核のない平べったい細胞(角質細胞)が重なり合っています。
この角質層は、からだの水分を外に逃さないようにすることと、有害物(病原体など)が外から侵入しないよう防ぐ役割をしています。
角質層はいわばからだの防護膜として働いているわけですが、残念ながら紫外線を防ぐ働きはありません。
紫外線は波長によって3種類に区別されています。
最も波長が長いのがUVA、次がUVB、一番短いのがUVCです。
この3種類の紫外線のうち、UVCは今のところ地上には到達しないことになっているので、問題はUVAとUVBです。
UVBは波長が短いので、、表皮までしか到達しませんが、皮膚がんを引き起こす危険性が高いのです。
フロンガスによるオゾン層の破壊により、地球を覆って紫外線をシャットアウトしているオゾン層が薄くなれは、それだけ地上に降り注ぐUVBの量も増える事は確実です。
より波長の長いUVAは表皮を越えて真皮の深層にまで到達し、しわやたるみの原因となる「光老化」を引き起こします。
真皮に届いたUVAがコラーゲンやエラスチンを分解する酵素を活性化します。
その結果、コラーゲンやエラスチンが切断されたり、変性したりして、皮膚の張りや弾力が失われ、しわやたるみを作るのです。
真皮は主にコラーゲン(膠原線維)やエラスチン(弾性線維)、そして線維芽細胞などで構成されています。
特に、コラーゲンは真皮の約90%を占めており、エラスチンとともに皮膚に張りと弾力をりえています。
しかし、UVAが作用すると、その皮膚の張りや弾力が失われます。
それが「光老化」です。
紫外線(UVA)による皮膚の老化は、全身的に起こる普通の老化とは区別され、「光老化」と呼ばれています。
紫外線の作用は強力です。
その皮膚に与える影響は、露出の多い顔とお尻の皮膚を比較すれば一目瞭然でしょう。
お年寄りでも、普段紫外線を浴びることのないお尻の皮膚には、しわやシミはほとんど見られません。
それだけ紫外線にさらされ続けると、皮膚はダメージを受けるということです。
紫外線の害は男女を問わず発生します。
女性はもちろんですが、男性も健康という視点から紫外線について考え直す必要があるようです。
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