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発酵と腐敗
「発酵」とは健康的な現象であり、かたや「腐敗」は病的なものです。
牛乳に乳酸菌を加えて、30℃位のところに放置しておくと、やがてチーズやヨーグルトのように柔らかく固まり、しばらくそのままにしておいても腐りません。
それは乳酸菌が牛乳の中の乳糖を分解し、発生した乳酸がタンパク質を豆腐状に固め、しかも腐敗菌の繁殖を防いでくれるからです。
反対に牛乳をそのまま放置すると、腐敗菌によって腐り始め、悪臭を放つようになります。
腐った牛乳を飲めば、たちまち嘔吐や下痢を起こしますが、それは腐敗菌が牛乳の中のタンパク質を分解して有害物質をつくり出しているからです。
私たちのからだの中でも、こうした「発酵」と「腐敗」が日夜、繰り返されているのです。
そして、その場所は腸(特に大腸)です。
腸内の発酵の担い手はビフィズス菌、腐敗のしかけ人はウエルシュ菌と呼ばれる細菌です。
腸の状態がいいかどうかは、これらの腸内最近の勢力関係で決まってきます。
腸内で発酵菌と腐敗菌のどちらが優位になるかを決定づけるのは、毎日の食事です。
腐敗菌が好きな動物性タンパク質の多い食事ばかりしていれば、腐敗菌が多くなって、有害物質が沢山作られてしまいます。
一方、和食はのような高炭水化物・高繊維食は、ビフィズス菌の好物です。
ビフィズス菌は、ヨーグルトや納豆も好物。
毎日1食、納豆つきの和食とヨーグルトを食べましょう。
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