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中年太りは筋肉の減少とともに始まる
中年にさしかかると、私たちの体はもはや遺伝子の庇護を受けられなくなります。
つまり、老化が始まるのです。
その老化現象のーつとして、筋肉の減少が挙げられます。
それは筋肉細胞(筋線維)の数が減ることと、その構成タンパク質である筋原線維が少なくなることが原因です。
そして、筋肉の減少と歩調を合わせるように、からだには脂肪がつき始めます。
いわゆる中年太りのスタートです。
それは筋肉の減少に伴って、基礎代謝が低下するために起こるものです。
基礎代謝とは呼吸、血液循環、排泄、体温といった、生きていく上で最低限必要なからだの機能を維持するためのエネルギー消費をいいます。
その消費量は、早朝、目覚めたまま安静にしているときのものにほぽ匹敵します(正確には基礎代謝の約1・25倍)。
日常の生活ではその基礎代謝に加えて、さらに食事や身体活動によってもエネルギーが消費されます。
1日の消費総エネルギー量の60〜70%は基礎代謝が占めています。
つまり、食事で摂取したエネルギーの大半は基礎代謝で使われるわけです。
従って、基礎代謝が低下すれば余ったエネルギーは体脂肪となってたまっていき、肥満を招くわけです。
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