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サビ止め酵素
私達の体の中に、生まれながらに備わったサビ止め(抗酸化)システム。
睡眠をを誘導するメラトニン、痛風の原因となる尿酸、黄疸のもとになるビリルビンといった物質ですが、何といっても重要なのはサビ止め酵素でしょう。
サビ止め酵素の代表は、スーパーオキサイド・ディスムターゼ(SOD)、カタラーゼ(CAT)、そしてグルタチオン・ペルオキシダーゼ(GPX)の三つです。
ちなみに霊長類(サル、ヒヒ、ゴリラ、チンパンジー、ヒトなど)の寿命とSODの活性を比較した研究では、活性が高い動物ほど寿命が長く、中でもヒトのSOD活性が最も高く、ヒトが最長寿命の動物であることの一つの理由になっています。
ただし、三つの酵素とも40歳を過ぎる頃から次第にその活性が衰えてくるといわれます。
それを補うには、サビの原因である活性酸素を発生させない生活を心がけることが大切です。
また、良質のタンパク質をしっかりとること、普段から、肉や卵などを適度に食べることが必要です。
良質のタンパク質は抗酸化酵素に限らず、すべての酵素の素材として欠かせないものです。
もう一つのポイントは金属です。
なぜなら、サビ止め酵素の活性は、酵素の中心に位置する金属が握っているからです。
三つの酵素は、SODが銅と亜鉛、マンガン、CATが鉄、GPXがセレンというように、それぞれ特有の金属をパートナーとして抱えもっています。
これらの金属が豊富に含まれている食品は海藻です。
抗酸化物質が豊富でもある海藻は、直接、間接に活性酸素を退治する能力を秘めた陰のヒーローといっていいでしょう。
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