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カルシウム不足
体内のカルシウム不足が長く続いた後には、全身の細胞の機能が低下するという事態が起きます。
カルシウムが不足してくると、体は骨から引き出してまで、血液中のカルシウム濃度を維持し、全身の細胞を守ろうとしますが、結果として起こることは皮肉にもその反対です。
そして、そのような予盾を生じさせる犯人は、副甲状腺腺ホルモンです。
副甲状腺ホルモンは骨からカルシウムを引き出すだけではなく、困ったことに細胞の中にカルシウムを押し込むことをするのです。
本来細胞内はカルシウムがほとんどない真空状態でなければなりません。
そうでないと、外から情報を携えてやってきたカルシウムを細胞が感知できないからです。
副甲状腺ホルモンは細胞内のカルシウムを増やすことにより、その真空状態を破壊し、細胞の機能をダウンさせます。
それはさまざまな臓器の機能低下につながり、また、老化を促進することにもなります。
このように、カルシウムが不足する結果、かえって細胞内のカルシウムが増える現象をカルシウム・パラドックスといいます。
カルシウム・バラドッグスによって病気にならないためには、まずカルシウム不足をよく自覚し、原因となるものを避け、またカルシウム・リッチの食品を積極的にとることが良いのです。
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