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日本人のブランド嗜好4
消費者が製品を購入するとき、ブランドは選択基準の重要なファクターのひとつになってきた。
イタリアにいる服飾関係は、日本人は「ブランド教の信者」と揶揄しているそうだ。フェラーリにしても、道路が狭くて雨が多い国なのに、なぜこんなに売れるのか分からない、とメーカー関係者が言っている。
そもそも日本人は肩書きにものすごく弱い一面を持っている。どこかの会社の社長とか、役員とか、色んな肩書きに対して脅威を覚え萎縮してしまう面をもっているのである。そこには人間性などは全く介入しておらず、かなり外面的な要因で人間を判断してしまうことが多くある。こういったことが、日本人がブランドを所持している理由につながる。つまり、世間にある程度の質を認知されているブランド品を持つことによって、ある程度の安心感を得るのである。さらに、そういった人々が増えてきたことから、自分がブランドを持っていないと、何かワンランク下にいるような気さえしてくる。本来は、他人との区別をはかり、ワンランク上のステータスをということで手にしていたブランドの価値が、今日、また変わった別の価値として存在しているのである。
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